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衝撃!ミャンマー人の名前には苗字がない。よくある名前とその意味、上下関係の敬称

投稿日:09/24/2018 更新日:

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こんにちは、魂の冒険家トモカです。

私はミャンマーが好きで、旅行したり一年間住んだりしました。

そこでまず衝撃だったのは、ミャンマー人の名前には苗字がないという事実です。
今回は、そういったミャンマー人の名前事情について述べて行きます。

苗字がないミャンマー人の本人確認は父親の名前で

ミャンマー人には苗字というものがありません。
名前だけです!!

じゃあ、戸籍とか本人確認とか、どうしてるの?ということですが、その際ミャンマーでは、父親の名前を訊かれます。
「どこどこの(父親の名前)、誰々(本人の名前)」という風に登録したり、認識されています。

ミャンマー人の基本の名前は、三語で一つ

ではどんな名前があるのかという事ですが、例えばこんな名前があります。
・ミョーゾーアウン(男性)

名前の構成はこうなっています。
「ミョー」+「ゾー」+「アウン」。
このようにミャンマー人の名前の多くは、男女共に、三つの言葉を繋げて、一つの名前になっています。

中には例外もいます。
マスー(「マ」+「スー」)のように二つの言葉で名前になっている人や、ミョーココウー(「ミョー」+「コ」+「コ」+「ウー」)のように、四つの言葉で名前になっている人もいます。

民族によってはマドンナやモナリザなんて名前の人も

ミャンマーには約130の民族があり、ざっくり大きく分けても7つの民族があるのですが、その中に、カレン族という大きな民族がいます。

カレン族にはキリスト教が多くいる為、彼らの名前は、普通のミャンマー人とは全く異なります。

カレン族の名前は、まず頭に、男性なら「ソー」、女性なら「ノー」とつけます。
カレン族でキリスト教の人は、その後に、英語の名前がつけられてる人が多くいます。

例えばこんな感じです。
・ソーアンドレ(男性)
・ノーマドンナ(女性)

ノーモナリザなんて名前の女の子もいましたね。

ミャンマー人の名前で最もよく使われる「アウン」の意味は「優秀」

ミャンマー人の名前には、「アウン」という言葉が男女共に非常に良く使われています。
石を投げれば「アウン」に当たるという程です。

これは、優秀とか優れているという意味で、日本語の名前に該当する漢字は「優」です。
日本人の名前も、男性には「優一」や、女性には「優子」のように、男女共に使われている事を思うと、使われ方が同じなのがお分かり頂けると思います。

男女共に名前に使われている「ウー」は「一番」の意味

もう一つ、男女共によく使われる名前の言葉に「ウー」があります。
例えばこんな名前があります。
・ミョーココウー(男性)
・ジンマウー(女性)

この「ウー」は、「一番」という意味で、日本語の漢字にすると「一」です。
ただし必ずしも、長男や長女だけに使うという訳ではなく、次男にも次女にも使われています。
「一番であれ」という親の願いが込められているのです。

ミャンマー人男性の名前でよく使われる「ナイン」の意味は「勝利」

男性の名前には他に、「ナイン」という言葉もよく使われます。
例えばこんな名前があります。

・アウンミョーナイン
・ヤンナインヘイン

この「ナイン」というのは、勝利という意味で、日本語の名前の「勝」に相当します。
日本でも、「勝俊」とか「正勝」とか、名前に「勝」の漢字が使われるのは、男性に多いのと同じです。

ミャンマー人男性の名前の「ミョー」は日本語で言えば「人」

「ミョーゾーアウン」や「アウンミョーナイン」のように、男の子の名前でよく使われる「ミョー」は何かというと、日本語で言うと、家族の「族」とか「人々」という意味です。

日本語の名前の漢字では、「人」が該当します。
「文人」とか「明人」のように、男性の名前で使われてるのと同じです。

ミャンマー人女性の名前によく使われる「ニン」は「雪」の意味

女性の名前はというと、例えばこんなのがあります。
・ニンスーウェイ

この「ニン」というのは、「雪」という意味で、ミャンマーでは女性の名前によく使われます。

常夏のミャンマーでなぜ「雪」なのかというと、何かの写真で見た憧れのような感じですね。
漠然と、雪は美しいという、雪を生で経験した事がないからこそ、雪に対するいいイメージしかなくて、自分の子に「雪」ってつけてる感じです。

あと、ミャンマー人は色黒だからこそ、特に女性は色白に非常に憧れるんですね。
色白イコール美しいという概念が彼らにはあり、そこから、雪のように白くて美しい子になりますようにという願いを込めて、「雪」の言葉を入れています。

実際の所、雪が何でできているかも知らないミャンマー人が多いです。

ミャンマー人女性の名前の「ピュー」は心が綺麗という意味

女の子の名前によく使われる言葉に「ピュー」があります。
例えばこのようにです。
・ピューピューパイ

この「ピュー」の意味は、「白い」という意味です。
何が白いのかというと、心です。
「心が綺麗」という言葉をミャンマー人は、「心が白い」と表現します。
名前に「ピュー」とつけて何を言いたいのかというと、「心がピュア」だと言いたいのです。
なので、日本語の名前の漢字には、「純」の字が該当するでしょう。

心が綺麗な子になるようにと願って、子どもに「ピュー」の言葉を入れているのです。

なのでミャンマー人は、「肌が白くて美しい子」という意味で、「雪」の意味の「ニン」をつけ、「心が綺麗で美しい子」という意味では「ピュー」をつけるのです。

「雨子」に「雨美」!?ミャンマー人女性の名前には「雨」が頻発!

他に、女の子でよく使われる言葉に「モー」があります。
こんな感じです。
・モーモーアウン
・ラインラインモー

この「モー」は、「雨」という意味です。
「雨」だなんて、日本人は名前につけませんよね。
日本人的には、天気は晴れがいいのであって、雨は遠足が延期になる等、どちらかというと悪い印象があります。

日本人の名前なら、「雨夫」より「晴夫」、「雨子」より「晴子」です。
しかし、常夏で乾季には灼熱の日々が続くミャンマーでは違います。
毎日暑いので、ミャンマー人は涼しいのが大好きです。
雨が降ると気温が下がって涼しくなりますから、そういう意味で、ミャンマー人にとって雨は恵みの雨な訳です。

ですのでミャンマー人は、「灼熱を涼しくしてくれるステキな子」という意味で、「雨」の意味である「モー」を、積極的に名前に用います。

上下関係で変わるミャンマー人の呼び方

ミャンマーにも、人間関係の上下関係は厳然とあります。
態度は日本よりも上下共にリラックスした感じで和気あいあいと接し合いますが、食事に行ったら下の人が上の人にご馳走する等、ある面では日本よりハードです。

なので、呼び方も上下関係できちんと変えます。
日本では、「~様」とか「~先生」というように、敬称は名前の後に来ますが、ミャンマーは逆です。
敬称は名前の前に来ます。

自分より少し年上の人には、その人が男性なら名前の前に「コ」を、女性なら「マ」をつけます。
例えば「シートゥーナイン」という男性は、年下の人達は「コシー」と呼んでいました。
日本語にすると、「シーお兄ちゃん」とか「シー先輩」という感じです。

女性なら、「ピューピューパイ」という名前の人は、年下から「マピュー」と呼ばれます。
これも、「ピューお姉さん」とか「ピュー先輩」という感覚です。

もっと年上の、おじさん、おばさんクラスになると、また呼び方が変わります。
おじさんは、名前の前に「ウー」をつけて呼ばれます。
「タンタイアウン」という男性は、「ウータイ」と呼ばれていました。
おばさんは名前の前に「ドウ」をつけます。
「パンイーカイン」という女性なら、「ドウイー」となるでしょう。

年上の人が年下を呼ぶ時は、こんな感じです。
年下の男の子は、「弟」という意味で、年上から「ニレイ」と呼ばれます。
年下の女の子は、「ニマレイ」と呼ばれます。これは「妹」の意味です。
この呼び方には、自分の弟、妹のようだという愛情が込められています。

敬称を使ってミャンマー人を笑わせる方法

この敬称は、冗談を言ってミャンマー人を笑わせたい時や、彼らをからかいたい時にも使えます。
例えば男の子の名前の前に、「お姉さん」の意味の「マ」をつけて呼べば、まるでオカマ扱いです。
本人も、「なんだよ~」みたいな感じで笑ってくれます。

若い女の子には、名前の前に「おばあさん」を表す「ドウ」をつけて呼びます。
すると、「やだ~、そんな年寄りじゃないわよ」みたいな反応が来て笑ってくれます。

冗談の通じる仲のいいミャンマー人ができたら使ってみてください。

まとめ

ミャンマー人の名前には苗字がなく、大抵三つの言葉が一つになって、名前になっている。
名前に最もよく使われるのは「アウン」で、意味は「優秀」。
男女共によく使われる「ウー」は「一番」。

男性によく使われる「ナイン」は「勝つ」、「ミョー」は「人」の意味。
女性によく使われる「ニン」は「雪」、「ピュー」は「白」、「モー」は「雨」の意味。

敬称は名前の前につける。
男性の先輩には「コ」を、女性の先輩には「マ」をつけて呼ぶ。
おじさんには「ウー」、おばさんには「ドウ」をつける。

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魂の冒険家トモカです。

仕事は2010年から占い師をしています。

12歳から16年間は鬱を患いながら過ごし、28歳の時、自力で鬱を克服し、悩める人のお役に立ちたく占い師になりました。

2013年30歳の時、バックパッカーで世界一周し、2017年7月から一年間ミャンマーで日本語教師をして、現在はノマド占い師としてインドや東南アジアを放浪しています。

「あなたが幸せに生きたら、地上から不幸な人を一人、救ったことになるんだ」という思いで、日々活動しています!